スイーツ、お菓子、デザート

フレンチトーストの要領でブレッド・プディング

2005年2月12日

mon06
date
2005

ブレッド・プディング

コーン入りのパンを焼いた残りの生地で、ジャムとクルミとシナモン入りパンを焼いた。それが食べ損ねて冷蔵庫の中で硬くなってしまったので、1.5センチの厚さに切りわけ、卵、ミルク、バニラエッセンス、黒砂糖、ナツメグ、シナモン、レーズン、ドライ・チェリー、クルミのミックス液に浸してブレッド・プディングを焼いた。


正方形のケーキ型にひたしたパンと液を入れたら半分くらいにしかならなかったのと、ミックス液が黒砂糖の色で茶色くなりすぎたので、オーブンで焼く前に、卵+牛乳+うす~い茶色いオーガニックの砂糖のミックスを泡立て器で思いっきり泡立てて、上から流し込んだ。

パンにジャムが入っているし、レーズンやドライチェリーにも甘味があるので、お砂糖は相当控え目に。その代わり、仕上げに砂糖を表面に散らしてブロイラー*で焼いてみた。クラスト状になってちょっとクレーム・ブリュレ風。

型に入れずにフライパンで焼いてフレンチトーストにしてもいいんだけど、フライパンよりケーキ型の方が洗い物が軽い、なんとなく凝った料理っぽい仕上がり、ほうりこんでタイマーをセットしさえすれば、その後20分くらい自由時間ができるのでブレッド・プディングにした。

ニューヨークのキッチンには、冷蔵庫と一体式のガスコンロ+ガスオーブン+ブロイラーが備わっている。これは法律なのかなぁ。壊れると大家さんがちゃんと直してくれる。コンロは4個がデフォルト。アメリカ人って料理しない人も多いのに、設備は豪華だ。

ブロイラー
* 実は、ブロイラーってものの存在、割と最近になって知った。オーブンの下のもうひとつ開く部分なんだけど、私はてっきりガスの火をチェックしたりするためのドアなんだと思っていたので、フライパンやらマフィンパンやらの収納引き出しとして使っていた。私の友だちも海外10年選手だけど、ブロイラーって言ったら、「うちにはそんなのないよ」っていうから、これだよって引き出すと、案の定マフィンの型が出てきたし。きっと他にもまだブロイラーの存在に気付いてない方は大勢いらっしゃるに違いない。アメリカのキッチンにはブロイラーってものが標準装備されていまーーす!

ブレッド・プディング、焼いたのは昨日。昨日は熱々で、今日は冷蔵庫で冷やしたのを食べた。今日の方が味がなじんでみっちりしっとりしていて美味しかった。


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