手作り発酵食

カスピ海ヨーグルトの越冬

2005年3月8日

カスピ海ヨーグルト越冬テーブル

このブログでも再三登場しているカスピ海ヨーグルト、冬の寒い時期、固まりにくくないですか?(もう3月で、今日はニューヨークも最高気温10度で、先週までと比べるとあったかいんですが・・・)


そんな時にはこれです。ボウルに蛇口からでるお湯をはって、カスピ海ヨーグルトが入った容器をちゃぷんと漬けておきます。お湯がぬるくなったら、また入れ替える。

当たり前すぎるネタかなぁ・・・。でも、すごく効果あるので、もし、部屋の暖かいところを求めてうろうろしてる方がいらっしゃったらお試し下さい。ヨーグルトメーカーとかなくても、カスピ海ヨーグルトなら固まります。

私はコワゴワだけど、ちょっと熱めにしてる。そうすると早く固まる。ほとんどの酵素が死ぬのは70度以上のはずだから、水道の蛇口から出てくるくらいの温度だと大丈夫と思うんだけど、まずは無難に、食器を洗っている時くらいの温度でどうぞ。

以前にも書いたけど、カスピ海ヨーグルトが弱って、粘りがなくなってきたら

冷凍→室温解凍→透明液と固まっている白い部分になんとなくわけて2つの容器に入れる→牛乳を入れて培養

するといいです。まぁ、最初っから少しバックアップ用に冷凍キープしておくといいんだけどね、私は、「あ、弱ってきた」って所であわてて凍らせています。

あと、やっぱりフリーズドライ(元祖・フジッコのサイト)のからスタートした方が元気みたい。私、種菌をもらって始めたんだけど、それは死なせてしまった。初めてだったので、育て方が悪かったのかもだけど、フリーズドライので作ったら、ものすごいしっかり固まったのでびっくりした。いかにも元気そうで、肌の艶もよくて・・・。もう1年以上うちにその子孫がいますが、今も元気。

私はアメリカのほとんどのヨーグルトの味が好きじゃなかったので、カスピ海ヨーグルトがあって大助かり。アメリカで売ってるので、唯一おいしいと思ったのは、Seven Stars Farm のオーガニックヨーグルト(ここに牛の写真とか載ってるけど、みんな元気そう。おいしいものはヘルシーなのね)。でも、2種類もいらないので、今はカスピ海ヨーグルトのみ。うちでは牛乳ほとんどカスピちゃんのためです。

発酵食品作るのが実験みたいでおもしろくて、ケフィアやクレームフレッシュ、バターミルクなんかの培養セットも買って最初は試したんだけど、牛乳を温める作業が面倒で、とりあえず冷凍庫で冬眠してもらってます。ま、それぞれ違う味のものだし、使い道も違うし、おしいので、春になったら作ってみるけど。・・・私、春が来たら忙しいなぁ(笑)


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