春ですね。dandelion ダンデライアン (日本語っぽく読むとダンデライオン)、タンポポが旬です。この季節になると出回っているダンデライアン、これがタンポポってか?というくらいでかい。根っこから葉の先まで30センチ以上ある。中世のフランス語で、dent de lion、「ライオンの歯」という意味なんだそうだ。葉っぱがギザギザしてるからですね。
生のままだと堅くて、ちょっとアクが強いので、私はこんな風にさっと炒めてフッジーリ・パスタとからめたりして食べたりする。ほろ苦くておいしい春の味♪季節的にも、ちょっとミズナを思い出させる野草っぽい味。
パスタの具は、玉ねぎ、ガーリック、サンドライド・トマトをエクストラバージン・オリーブオイルで炒めて、最後にダンデライアンを入れて火を通したもの。そこにパスタの茹で汁をちょいと入れて、醤油をちょいとたらして、茹で上がったパスタを入れて、そこに小さくサイの目切りにしたスモーク・チーズを入れて、溶かすべく混ぜ混ぜしました。例によって冷蔵庫の中のものを使った適当料理。あればパルメジャーノ・チーズを削っただろうけど、なかったのでスモーク・チーズ(笑)でも、醤油とよく合って、なかなかのものだった。
で、食べててびっくり。買ってきて開けたてのフッジーリだったのに、なぜかペンネが1つ入ってた!ものすごく変なモノに見えた。やっぱ、どこの世界でもTPOって大事なんだなぁ。