フランス

*マルセイユからリヨンへ~TGVからの車窓

2005年5月11日

下から見上げるマルセイユの駅

実は町歩きをしすぎて予約を入れたTGVに乗り損ね、マルセイユでまたまた1時間ほど時間がぽっかり空いてしまった(笑)でもね、見て、この階段!間に合わなかったんだけど、これを重い荷物もって駆け上がったのよ!傍目からは歩いてるようにしか見えなかったかもだけど。


細かく説明すると、時間には間に合っていたんだけど、駅に3分前に着いて、まだ時間があると思って駅の写真を撮りに戻った私がアホだったんだな。ぎりぎりになってからプラットホームに戻ったはいいけど、発着をアナウンスするモニタが2つあって、片方は到着だけ、もう一つは出発というのが咄嗟にわからず、自分の乗るべき列車が探せなかったの。まだ細かく説明すると、探せたつもりでダッシュしたんだが、それはパリのリヨン駅行きのTGVで、私が乗るべきリヨン行きのTGVではなかったの。

とにかく、そういうわけで乗れなかったので、構内のカフェでエスプレッソを飲み、その後は駅前の階段で、ユースからくすねたヨーグルトとパンを食べつつ、こんな景色を臨みつつ、スズメの観察をして時間をつぶした。早朝に起きたから食べる暇がなかったので、お昼前になって初めての食事。

マルセイユの駅の階段の上からの眺め

それにしてもすごいでしょ。階段。そして、その前の道路、ずっと駅に向かって上り坂。私は駅の反対側から町歩きにでかけたので、最後にこんな試練があるとはしらんかった。腰が抜けたよ。心臓破りの坂と階段だったわ。

TGVにやっと乗れた時にはほっとした。乗り物での移動って、楽でいいね。田舎を走る列車は特に気持ちいい。

TGBからの車窓:菜の花畑

移動するたびに見た一面の菜の花畑。きっと春が来るたびに思い出す。

TGBからの車窓:牛

牛もいた。羊もいた。馬もいた。フランスは農業と酪農王国なのね。鹿も一度見たよ。豊かな自然が人と共にあるっていうのはいい。ちゃんと作った安全で美味しいものを、感謝しながら食べて、のんびり暮らしたいもんだ。

草を食べさせて grass fed、放牧して free range って、本当は当たり前だよなーと、車窓を眺めるたびに思ったのでした。


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