アボカドでデザートを作ろうと思いたった。かなり昔、『アジアのエスニック料理入門』という本で「コピ・アドポカート」というコーヒー牛乳味のアボカド・ドリンクを見つけた時は、ぎょぎょ!っと驚いたけど、その後、アボカド・アイスクリームとか、レストランのデザートで食べたら普通に美味しかったし、スイーツ系アボカド料理、もっと開拓したいと思っていたので、自分でチャレンジ♪
ゴールは、アボカドのフローズン・スムージー。さて、何入れよう。バナナってテクスチャーが似てるし甘いから糖分を余分に足さなくていいし合うなぁ。でも、バナナだけだとねっとりすぎて、なんか夏のデザートとしては重そうなので、爽やか味を足すのにグレープフルーツを搾ろう。クリーミーさを保ちつつ、ドリンクものになるようのばすのには、豆乳か牛乳かな。
バナナは輪切りにしてライム果汁を搾り、豆乳(牛乳きれてた。でも、これはノンファット牛乳の方がおいしいかも)は、凍らせた後、手で割りやすいように大きめのタッパーウェアに入れて凍らせた。こんなに綿密な計画をたてて、前もって行動するのは珍しいなー。
で、実行の日。フローズン・バナナ2本分、フローズン豆乳、、、うーんと、量ってないけど、200ccくらいを割ってミキサーに投入。ピンク・グレープフルーツ(果肉がピンクで普通のグレープフルーツより甘くて苦味が少ない)1個を2つに切って、搾った果汁を加えてがーっっと。
フローズンデザートをミキサーで作る時、液体が少ないと空回りするけど、そういう時は、スイッチ入れてから、ふたの真ん中にある小さいふたをはずして、すりこぎとかで浮いてる具を押すといいです。押しすぎてすりこぎを擦ってしまわないように注意。でも、注意してても「あ!」っていうことはよくあるので、野菜ジュースとかの場合は、あれば、セロリで押すといいです。擦っても飲めるから(笑)
あと、少々乱暴なテクですが、ミキサーのふたと底部分がはずれないように手で押さえて、具が歯に接触するよう、傾けたり、ふったりします。傾けるだけでもかなり効果あるかも。引力で具が歯の方にすべり落ちるから。一番慎重にやるには、スイッチをオフにしては、具を歯におしつけて、またオンです。
ちょっとゲテモノかもとワクワクしながら味見したら、思惑通り、スイーツにちゃんとなってたよ。と、私は思うんだけど、、、どうでしょう?チャレンジ精神のある方、試して感想聞かせてください♪
↑これは私が持ってる古い本。 新版の方は表紙や中身が多少変わってるかも ・87ページ |
『アジアのエスニック料理入門』 著:黄華月 かれこれ13~4年前、エスニック料理に最初に興味を抱いて買った本。タイ、インドネシア、ベトナム、インド、韓国、台湾の代表的なお国料理のレシピがそれぞれ2~6品ずつ計26品、イラスト付きで載っている。国それぞれについて食材や文化についてのお話もあり、どの国にも行ったことがない私には食と旅の紀行文としても面白かった。これ一冊で、トム・ヤム、イカン・ゴレン、ゴイ・クン、キーマ・カリー、キムチ・チゲ、大根餅などの作り方がわかり、アジアン料理をちょっとずつざっくり知りたい方にお薦め。同じシリーズの『中南米のエスニック料理入門』と、『アラブのエスニック料理入門』 とともにニューヨークにも連れてきていて、いまだに時々チェックしたりしてます。 |