ニューヨークおでかけ

ニューヨークでお寿司教室!

2005年8月22日

寿司シェフ

ニューヨークのお寿司教室に行くよ!」(8/9/2005)でお知らせしたローワーイーストサイドのジャパニーズレストランのお寿司教室に行って参りました。着いたらまず、駆け付け一杯のビールが出てきた。もう、この時点で「あぁ、来て良かった・・・」と満足してしまったわ(笑)


普段は2人いらっしゃる寿司職人の方のうち、おひとりが、腕を骨折という事故のため、先生は田中さんだけ。口も腕もてきぱき達者な方で、終始楽しかったです。

まずは包丁を粗めから仕上げまで4種の砥石で研ぐところから始まって、その後、即、実技、まずは「裏巻き inside-out」。ご飯が外のやつ。今は日本でもこういうのあるのかな。スシがまだアメリカで普及していなかった頃、海苔が黒くて気持ち悪がられたり、食べ物と思わなくて食べる前にむいちゃったりする人がいたもんで発明された巻き方。これようの巻き簀は、シャリがひっつかないように、サランラップが巻かれている。

巻き簀に海苔を置いて、シャリをのばし、その上に胡麻をふりかけたりしてからひっくり返し、具を真ん中にのせて巻く。海苔が外側にくる普通の海苔巻きは、巻き簀に海苔を置いて、てっぺんになる部分にはシャリをおかないで巻く。

ともにコツはシャリを多くしすぎないこと。手前から巻く時、具を指で押すこと。

↓これが、その決定的瞬間を捉えた写真!!(笑)これを知ってるだけで、全然出来映えが違ってくる。

巻き寿司のコツ

こんな風にプロの方に間近でゆっくりと手順を追って実演してもらって、非常にわかりやすかった!出掛ける時、「スシ・マスターになりに行ってくる」と宣言してきたし、それなりのものを作らないとね。で、これがその成果。

細巻き2種

あまり巻き寿司とか作ったことないもんで、これは、私としては大傑作です。ちゃんと、具が真ん中に来ている!(写真、ぶれてますけどーー。作るわ、撮るわ、しゃべるわ、質問するわで忙しかったもんでー。)

カッパ巻きとか、お新香巻きとか、そんなもんかな、巻くのって・・・と思ってたけど、マグロに、ハマチに、サーモンに、シメサバが出てきて、足りなくなったら柵からおろしてくれたし、ハマチをおろした後は、皮の周りの脂ののったところを叩きにして、ささっと巻いてくれて、食べさせてもらえたし、こんなお得なお寿司教室ないです。またネタがでかい!2センチ角くらいあったよ。田中さん「シャリは少なく、ネタは大きいのが美味しいですよね!」賛成!

ハマチの叩き

で、みなさん、あちこちで積極的に質問したりしながら、巻く、巻く。がんがん巻く。そして、最後は、切り方を教えてもらって、お持ち帰りのために、みんな切る、切る、切りまくり。切るのは、「包丁の仕事。包丁が切れれば切れます。刃に米がつく度、拭き取ってください」とのこと。はじめによ~く包丁研いだので、私のもなかなかキレイに切れたわ。

これがその成果。じゃじゃーん!

寿司教室の成果

すごいよね?すごいよね?結構、ネタが中央にきてるでしょ?でもこれでびっくりしてはいけない。更に、じゃじゃじゃじゃーん!

寿司教室の成果こんなにいっぱい!

こんなにいっぱい。11本分!!あ、ちなみに、今回の出席者は、田中さん曰わく、皆さん腕が良かったそうで、進みは早く、握りまで教わったんですが、握りは、「難しい・・・」ということがわかりました。ちなみに、マグロを1片ずつもらって、練習。そのネタが大きいので、置くと、見えなくなって、シャリがどうなってるかなんて、わかんないんですけどね!(笑)

4回くらい練習したところで、マグロが温かくなってきたので、「ま、手順はわかった。後は練習あるのみ。ホームパーティーで、こんなネタ、揃えられることはまずないし、これで良しとしよう」と一緒に参加した友だちと確認しあい、食べちゃいました。写真、撮るの、忘れた(笑)

とにかく、こんなにいっぱい練習できて、お土産付きで、ビールも飲んで、50ドルはお得!毎月第3日曜の2時からやってます。お申し込みは直接レストランにお電話してください。

あ、そして、帰ってから夕食の準備しなくていい!助かるわ~♪というわけで、今からいただきます。

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Sachiko's on Clinton

25 Clinton Street

New York, NY 10002

tel. 212-253-2900

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