19日(金)午後6時、マンハッタン五番街にアップルストアがオープンした。最初の2500人にTシャツプレゼントっていうもんで、ダーリンと2人で行ってきた。「早く行かないとね!」と言ってて、私たちが最寄り駅に着いたのはちょうど6時。
「急がないと、Tシャツがなくなるー!」という私に、「そう?」と天然のんびりダーリン。
よ「じゃぁ、何人くらい並んでると思う?」
ダ「さぁ。。。20人くらいはいるかも。」
で、見えたのが上の光景です。ちなみにガラス張りの部分は吹き抜けみたいなオープンスペースで、中に螺旋階段があって、下がショップになっている。
アップルなめてた(笑)なんですか、この人だかりは!
まぁね、さすがに20人ってことはないかなと思ったけど、私も「そんな少ないわけないじゃん!」というつっこみ入れるほど馬鹿げた数字とも思わなかったので、おめでたいカップルかも。なんとなく、少し並んで入って、余裕でTシャツはゲットと思ってた。
だって、ニューヨークって、パレードとか、夏の無料コンサートとか、始まるちょっと前に行くだけで、余裕ですごいいい場所で見れたりするんだもん。「うわぁ、すごい人!」とか思っても、粘って探すと、結構いいポジションに最終的には行けてたから、いつも「日本だとこうはいかないよなー。ニューヨークって、のんびりしてる」と私の頭には擦り込まれていたのよね。
このガラスばりのニュー・アップルストアがあるのは、F.A.O.シュワルツの前の広場。5番街の東側、58丁目と59丁目の間。写真は、この広場が行列がぐるぐる巻いていっぱいになって、歩道にまで人が溢れているの図。でもまだこの時点では、横断歩道をわたりながら、まだ「並ぶのを厭わなければTシャツもらえるかも。だが、並ぶのも人混みも嫌いなダーリンをどうやって説き伏せるか」なんて脳天気に作戦練ってたのだ。
どこが列の後ろなのかわかんなかったので警備の人を捕まえて聞くと、59丁目の方に行けと。で、フィフスアベニューをセントラルパークの方に向かって1ブロック歩いて見えた光景でびっくり仰天ギブアップ。通りの両サイドの歩道にずらーーーーっと、3列くらいの行列がもう1ブロック向こうのマジソン・アベニューまで続いていた。マジソンアベニューに向かって59丁目を東に歩き進むと角曲がってもまだ人が並んでた~!
いやぁ。すごかった。私たちが着いた時、まさにドアが開いたところで、ガッツポーズでお店に入っていく人が見えたけど、彼らは、徹夜組だったのかな。
こんだけ人が並んでただけでもすごかったけど、驚いたのは、私たちより遅く来て、まだこれから並ぼうっちゅう人達がいっぱいいたこと。入店できるまで頑張った人、何時間並んだんだろう。
Trader Joe's のオープニングでもすごすご退散したあっさり派の私たちは、59丁目とフィフスアベニューの角に着いた時点で「また今度ね」と満場一致で合意。2人ともアップル使ってるけど、信者ではないし、そこまでして参拝しなくてもいいよと。
というわけで、行列を横目にマディソンアベニューを南下して、ソニー・ワンダー・テクノロジービルの中を通りぬけ、スパイダーマンと記念撮影をした後、モマに行って、1時間半くらい鑑賞してから家路についた。
アップル・フィフスアベニュー・ギャラリーって、今、サイトをチェックして知ったんだけど、年中無休で24時間オープンなのね。で、オープン初日の25時(翌日午前1時)の様子をクイックタイムムービーで見たら、結構な人だかりだった。トドメのびっくり。さすがにもう普通に入れるみたいだけど。
Tシャツなんていわないで、今日行くんだったわー。次いつかな、行くの・・・。
●Apple Fifth Avenue Gallery
アップル・フィフスアベニュー・ギャラリー
767 Fifth Avenue
New York, NY 10153
→Apple サイト:Fifth Avenue Galleryの写真
4ページ目に、スパイク・リーと、ジェイムズ・ウッズが写ってるけど、彼らは並んでないよね?(笑)