
ニンジンがいっぱいあったので迷わずキャロットスープを作った。ココナッツオイルでじっくり玉ネギを炒めて甘味を出し、細かく切ったセロリ、ぶつ切りにしたニンジンを入れて更に炒め、ブラックカラントでまた違ったコクを加え、あまってたローストガーリックをごろごろ入れて、塩・胡椒で調味、カルダモン、シナモンで風味をつけ、タイムと一緒に自家製スープストックでじっくり煮込み、ピューレにしてできあがり。器は母作です。
ピューレにするには、ミキサーを使うのが一番いい仕事するけど、この時は、ハンドブレンダー。ミキサーはいいんだけど、ミキサーにひっつく分がもったいなくて、それをスパチュラでとるのが面倒だし、洗いものが大ものになるので、よっぽど大量に作る時じゃないと使わない。ちょっと作るには、鍋にそのままつっこんでガーガーやるハンドブレンダーが便利。
それさえ面倒だなと思う時は、よーく煮て、マッシャーでつぶして、おしまい。でも、やっぱパワーツールを使うと仕上がりがスムースでクリーミーでプロっぽい。ま、プロならこの上、シノワっていう超目の細かい漉し器で漉すんだけどね。
そうすると、クリーミーが絹のようななめらかさ=シルキーになる。でも、ということは、もっと洗いものが増えて、漉し器に残ってるピューレがもったいなくて・・・(笑)ものごとにはいつも光と影があるものだ。
トーマス・ケラーっていうアメリカで有名なオーナーシェフ(フレンチ・ランドリー、パー・セー、ブション)は、あるプロセスから次のプロセスに進む間に必ずシノワが入るって言われてるくらい使うらしいよ。
だから別物になるんだけどね。できあがりのお料理の味も。お値段も。
ま、いいよね、これで。おうちごはんは。美味しかったよ。あ、スープの上の白いのは、豆乳を容器に入れてふってふって泡々フォームにしてのせようと思ったんだけど、計画通りにいかず、ながれてしまったの図です。いらんことせんといたらよかった・・・。
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