友だちと、ディナーを食べた時、冷房が寒くてデザートまでがんばれず、そのお店を後にし、ちょっと甘いモノを求めてカフェを探すもみつからず、おしゃれエリアのダイナーに突入。普段、こういうところはあまり行かないので、折角だからすごいアメリカンなドリンクを注文。前から興味津々だったエッグソーダ。
でも、エッグソーダって、調べても出てこない。どうやら、エッグクリームと言ってるものと同じみたい。 で、それはニューヨーク>ブルックリン発祥の伝統的ドリンクだったりする。そしてエッグクリームって名前なのに、卵が入ってないという不思議な飲み物。
ブルックリン・エッグクリームの伝統レシピの材料は、
- 全脂肪牛乳 ホールミルク ......... 120 cc
- セルツァー(炭酸水、ソーダ) ......... 240 cc
- FoxのU-Betチョコレートシロップ ......... 大さじ2
で、まぁ、混ぜたらできあがりなんだけど、作り方のこつは、グラスに牛乳とソーダを入れて、柄の長いスプーンでぐあぁ~~~っとすごい混ぜて泡をたてて、そこにチョコレートシロップを注ぎ、グラスの底にたまる部分をまたスプーンで混ぜること。そうすると、トップの泡は白く、それ以外はチョコレート牛乳色になる。ここがエッグクリームのこだわりどころなんだそうだ。
ちなみに、チョコレートシロップを使わないのは、バニラ・エッグクリームというらしい。そのダイナーで飲んだのはこっち。クリーム色だった。アメリカのダイナーにしては激甘ではなく、普通の甘さだったので全部飲んでしまった。サイズも普通だったし。
私はこのドリンク名からイメージしていたのは、濃いミルクセーキをソーダで割ったものだったので、卵使わないっていうのは意外だったけど、同時に、アメリカは生卵はサルモネラのリスクがあって食べてはいけないとされているから、そりゃそうだろうとも思った。
私は勝手に、最近うるさくなって卵入れなくなったけど、すごい伝統的には卵使ってたんじゃないかと想像し、卵黄入りでマイバージョンのエッグクリームを作った。前置き長かったけど、それが写真のドリンク。
卵とバナナ入りエッグクリームの作り方レシピ
■材料(2人分)
- バナナ ......... 2本
- 全脂肪牛乳 ......... グラス1
- 卵黄 ......... 1個
- ダークチョコの板チョコ ......... 割ったもの 5cm x 3cm くらい
- ココアパウダー ......... 大さじ1
- 発泡ミネラルウォーター ......... 各グラスがいっぱいになるまで
- メープルシロップ ......... 適宜お好みで
■作り方
- バナナ、牛乳、チョコ、ココアパウダーをミキサーに入れ、スムージーのようになるまで攪拌。
- グラスに注ぎ分ける。
- 発泡ミネラルウォーターを注ぎ、柄の長いスプーンでよく混ぜ、泡立てる。
- 味見して甘さが足りないようならメープルシロップを加え、調節してできあがり。上に飾ったのは、おうちガーデン産チョコレートミント♪
*板チョコが残ってたので入れましたが、よっぽどパワフルなミキサーじゃない限り、粒々は少し残ります(笑)ま、それはそれで。なめらかさを追求する場合は、チョコレートは溶かしたものを入れるか、甘さはバナナとメープルシロップに頼り、ココアパウダーだけというのもいいと思います。(チョコレートシロップでもいいんですが、コーンシロップ反対派なので、、、)
こういうのは、グラスにいっぱいなのがうれしいので、そこは発泡ミネラルウォーターで最後に調整しました♪ノン卵、ノン乳製品にしたい場合は、牛乳→豆乳、ナッツ系ミルク、穀類系ミルクとかにして、卵はもともとのエッグクリームには入っていないものなので、なしでどうぞ。
もう気分は秋なんだけど、昨日のニューヨークは久々30度越え。こういうドリンクにはもってこいでした。