
昨日のサンデー・ブランチのレシピを今から3本ぼちぼちとアップします。まずは、チアシード・フルーツ・サラダに入れたキンカンの生蜂蜜漬けの作り方。
キンカンが、ニューヨークでも手に入るというか、勝手にすごい和のものと思ってただけで、普通に柑橘類の一種として出回ってるし(笑)でも、皮を食べるから、オーガニックか、無農薬なのがわかってるのじゃないと、ちょっと躊躇するよね。私は、パークスロープ・フードコープで買いました。しょっちゅう通える場所にないのが残念だけど、こういうものが買えたとき、2時間45分/4週 x世帯の大人の人数(うちは2人)する価値もあるものだよと自分に言い聞かせるのであった。
ちなみに、キンカンは、英語では kumquat 。発音はカタカナで書くと「カムクワット」だけど、英語の常。母音がつづかない子音の最後の音はあまり聞こえないし、「噛むかっ」と覚えると良いでしょう。ただし、アクセントは最初のAに来るので、日本語で「噛むか?」というのとは違うので注意すべし。
キンカンって、日本で生を食べた記憶が私にはなく、ニューヨークに来て初体験。酸っぱいっていうのは知ってたけど、かなり強烈な体験だった。やっぱり、普通は甘露煮にして食べることが多いのかな。
私は、普段は生です。だって、一番簡単だから(笑)そして、それがキンカンを生で買って食べる醍醐味だと思うし。
生のを口に放り込んで、覚悟を決めて、怖々ぐにゅううう・・・っと噛む力をこめていき、ついに歯が皮をつきやぶり、その途端に、しゅわー!っちと、ものごっつい酸っぱい爆弾が炸裂するけど、それを美味しくて嬉しいのか、ツライのかわからないまま、ある種の忍耐とともにやりすごした後、ようやくもぐもぐと噛むと、最初は苦いと思った皮の奥から、えもいわれん甘いものが顔を出す。
こんな味覚の冒険は、生キンカン丸ごと食べ以外にはできないと思うのですよ。
いや、待てよ。実はミカンでも皮ごと食べられるものなのかも。やったことないくせに、キンカンならではとか断言しちゃいけないよね。でも、ミカンは丸ごといくにはでかすぎるよなー。
というわけで、蜂蜜漬けにするなんて、初めてだけど、キンカンは、冬が旬で、今、出回ってるのは、この冬のラストチャンスだと思うので、保存食にしておこうと思って、漬けてみた。
★レシピ★ キンカン生蜂蜜漬けの作り方
材料
・生キンカン | ...... ガラス容器(ここでは454ml瓶) が9割埋まるくらい | |
・熱殺菌していない生はちみつ(ここではユーカリのハチミツを使いました) | ...... | 保存容器に入れたキンカンが浸かる量 |
・クローブ(丁字) | ...... | 4個 |
・シナモンパウダー(肉桂) | ...... | 小さじ1/4 |
作り方手順
- キンカンを洗って水気をきる。
- 清潔なガラス容器(煮沸消毒がベストだけど、私は、石けんで洗って、蛇口から出る最高温度のお湯で洗浄のみ^^;)にキンカンを入れる。あとで混ぜるので詰め込みすぎないように。
- クローブ、シナモンパウダーを入れ、その上からハチミツを、キンカン全部が覆われるくらいまで流し込み、フォークとか使ってかき混ぜて、できあがり。
- フタして冷蔵庫保存。
ヘルシー料理派よっちゃんのこだわりは、酵素が生きてるリビングフード、ローフードを食べることにあるので、見た目は甘露煮っぽいけど、煮ない。混ぜるだけ(笑)で簡単、調理器具使わないから洗う手間もないという特典付き。
それでも生ハチミツには、強力な抗菌、抗カビ力があるから、私の経験ではちゃんと日持ちして、食べきるまで大丈夫。とはいえ、ま、なんでも自己責任/判断でよろしくお願いしまーす。