ホットドッグやドイツ料理、ポーランド料理には欠かせないザワークラウト。日本語だと酢キャベツなんて言われているザワークラウトですが、本物はお酢は使わないで、キャベツを塩揉みして発酵させたもの。あの酸味はお酢ではなくて、キャベツが乳酸発酵して生まれた酸味。
発酵食は、アメリカでも注目されている健康食の常備食なので、買うのも簡単なのですが、瓶詰めだと重いし、市販のものだと熱殺菌して味も鮮度も落ちているものもあるから、菌が生きてるまま頂ける手作りの価値あり。必要な材料は究極は野菜と塩だけ。失敗することも少ないので、是非、お試しください。
しかもホームメードなら、キャベツだけじゃなくて、いろんな野菜を漬けてしまうベジクラウト。ま、その〜、ザワークラウトは、「ザワー=サワー=酸っぱい」+「クラウト=キャベツ」なので、それを言うならザワーベジーでしょうということになるんだけど、ベジークラウトの方がしっくりくるので、、、(笑)
お肉の添えとしてだけでなく、サラダがなんか寂しいなぁという時にトッピングしたり、隣に盛ってみたり、ワカメと混ぜてお酢なしの酢の物にしたり、和食の時は漬け物気分で、忙しい時もお手軽に野菜を摂るための一品としてとても重宝しています。
腸は第二の脳とも言われるくらい健康の鍵。毎食発酵食一品目指す勢いでどうぞよろしく!
ベジークラウトの作り方
- キャベツなどの野菜を千切りや薄切りにしてボウルに入れ、重量に対して3〜4%の塩をふりかける。
- 最初は混ぜるような感じでやさしく、塩が浸透し、キャベツがしなっとしてきたら調子にのってモミモミする。
- 熱湯消毒(私は蛇口から出る最高温度のお湯で洗ってるだけで問題が起きたことはないですが、この辺は自己責任で)をした広口瓶に2.を入れる。
- 広口瓶に入るなるべく大きな瓶(これも清潔な物を)で、ぎゅう〜っと押してキャベツを押し込め、さらに水分を出す。この水分がキャベツをおおうくらいに出るようにして室温放置。(1日たつとより水分は出るので、最初は少なめでも
- 3日目くらいから食べ始められます。発酵が進むほどにすっぱく、キャベツは柔らかくなるので、1週間なり、1ヶ月なり、お好みのところで重しの瓶は取り除き、フタをして冷蔵庫で保存。暑いと発酵が進みすぎるので気をつけてください。