玄米にレッド・キヌアを少量混ぜたものとイカ墨入りのイカを一緒に炊いたイカ墨リゾット。簡単なのに特別感がございませんこと?(笑)
生の新鮮な魚介類を入手するのが難しい海外生活で重宝しているイカの缶詰。イワシ缶、オイルサーディンなんかと同じくらいのサイズのが、ニューヨークでは気軽に手に入るので、時々作っています。
鍵となる材料はこれ。ニューヨークで自炊している人にはお馴染みのブランド、GOYAのイカ墨缶!これさえ手に入ればこっちのもの!
GOYA(goya.com)は、スペインから移民した夫婦が1936年に創立したラテン、ヒスパニック系料理食材を中心とした食品会社。もともとはブルックリンに工場があり、現在も隣州のニュージャージーに本社があるので、ニューヨークのスーパーやコンビニ(とは英語では言わない。grocery store グロッサリーストアね)ではお馴染み。
それにしても「(pieces) in their own Ink」って。
イカの切ったん自分の墨まみれ、みたいな感じで。まぁ、そうなんだけど、笑える。
イカ墨は squid ink スクイッドインク。
英語でも、あの真っ黒なものを見たら、インクって名付ける。ユニバーサルだなぁ。
遺伝子組換え食品を避けてる私は、オイルがコーンや大豆、コットンシード(綿実)だとNo GMOって書いてない限り避けるんだど、GOYAのイカ缶は
原材料:イカ、サンフラワーシード・オイル、トマト、玉ねぎ、イカ墨、スパイス、塩
とてもシンプルで◎
おまけに
イカは天然もの、無添加、グルテンフリー、無香料 ときた。
表記が二行ずつになってるけど、下の行はスペイン語。英語がわかると、なんとなく想像できちゃうよね。
「Ingredients 原材料」なんて、英語もスペイン語もおんなじじゃん!
ずるいと思いません?日本人は、英単語をゼロからなんでも覚えないといけないのに!
話がそれましたが、とにかく、あれこれ手は加えず、ただ、洗った玄米と一緒に、炊き込みご飯みたいに炊きます。
この時は、贅沢に2缶!!
お米1.8合にレッド・キヌア0.2合(あわせて2合っていう比率は適当)を洗って、炊飯器(我が家の場合は、多機能圧力電気釜)に入れて、この缶詰をあけて、野菜出汁(「お料理の基本、自家製スープストック」参照)、そして、隠し味として、お醤油を小さじ1加えて、トータルで見た目米より2割増しくらいの量にして、スイッチポンでできあがり。
色が黒いですので、蒸したブロッコリーと、キャベツのトマト煮で、彩り豊かに、おいしそうに盛り付けました。
栄養的にも、野菜たっぷりになって良いよね。
材料まとめ
- イカ墨入りイカ缶 ...... 2缶
- 玄米+キヌア(ここはお好み。玄米だけでも、白米でも) ...... 2合
- 野菜出汁(なければ水) ...... 4合(720cc)
- しょうゆ ...... 小さじ1
バリエーションとしては、ガーリックや生姜を一緒に炊いたり。
イカの切身、小さいので、もっとおご馳走にしたいときは、これはこれで炊き、別途、生や冷凍のイカの輪切りをガーリック炒め白ワインとか日本酒の蒸し焼きにして、上にどばっとのせたりするとゴージャスで、パーティー料理にもなります。大鍋で作って、そのまま食卓へ、どん!とか。
炊いてる間に他のこともできるし、非常に助かるレシピのご紹介でした♥