アメリカでは、11月の第三木曜日がサンクスギビングデーという祝日で、ターキーの丸焼きを家族が集まって食べるんですが、今年はのんびり夫婦ふたりだし、おやすみ(笑)して、代わりにターキー・ミートローフを作りました。
ターキーじゃなくても、鶏の挽肉でも作り方は同じです。
色や味をターキーと似せるためには、胸肉とか白くて脂肪の少ない部位の挽肉でどうぞ。
ミートローフというと、何か特別なものみたいですが、要するに、ハンバーグの型焼きなので、作り方は簡単。
彩りや形が様になる具を入れると、切り口がおしゃれになって、おご馳走!おしゃれなおもてなしパーティー料理になる♥
中に入れるものによっては手間はかかるんだけど、
作り方の流れとしては
- 中に入れる具を調理
- 味をつけたハンバーグの種を油をひいたオーブンOKな型に敷く
- 具を並べて、また種を入れて隙間があかないよう上から押すの繰り返し
- オーブンに入れて焼く
というわけで、テクニック的には簡単。
焼きあげる時間はかかるものの、パーティーとかであれこれ料理する時、一番最初にミートローフにとりかかって、オーブンに放り込めば手が離れるから、他のものをあれこれできるというメリットがあります。
レシピとしても、割りと融通がきくし、中に入れるものを何にするのか、また、どういう風に並べるのかで見た目のバリエーションが豊富にできるお料理。
私も次作ると、また絶対違うものを使うことでしょう(笑)
季節の勢いがある旬のもの、また、冷蔵庫にあるもの、前日の残り物、なんでも入れちゃえって感じで。
アーティーチョークハーツは、非常に日本ではあまり馴染みがないと思うので、代わりにブロッコリーとか、ほうれん草とかを使うと、もっと見栄えのいい切り口になりそうですね。緑と赤が入ってるのって、お弁当とかもそうだけど、おいしそうの鉄板です。
挽肉は2種使いましたが、なければ1種で。調味料、味噌入りか、薄口醤油(あるいは塩だけ)にするかで、多少の色の違いが出せると思います。面倒なら、別に1種でやるも良し。
下記レシピは、アイデアの参考になれば幸いです^^
簡単豪華なターキー/チキン・ミートローフのレシピ
★ミートローフ生地
- A.
- ターキー・レッドミートの挽肉 .......... 450g
- 卵 .......... 大1個
- 片栗粉 .......... 大さじ1
- EXオリーブオイル .......... 大さじ1/2
- 味噌 .......... 大さじ2
- 塩・胡椒 .......... 少々
- ターキー・ホワイトミートの挽肉 .......... 450g
- 卵 .......... 大1個
- 片栗粉 .......... 大さじ1
- 塩・胡椒 .......... 少々
- ポピーシード(ケシの実) .......... 大さじ3(適宜表面が隠れる分量)
B.
★ミートローフに詰めるもの
- 赤パプリカ 縦に細切り.......... 1個
- 冷凍アーティーチョークハーツ ざく切り.......... 1箱(226g)
- 玉ねぎ 細切り.......... 小1個
- イタリアンパセリ みじん切り .......... 5本
- EXオリーブオイル .......... 大さじ2
- タイム .......... 少々(ないならないで)
- ガーリック .......... 2片
- 塩、コショウ .......... 少々
- 冷凍グリーンピース .......... 100gくらいだが適宜(解凍しなくてOK)
【作り方手順】
- オーブンを180度に予熱。
- ミートローフの生地をA.B.2種作るために、別々のボウルで材料を混ぜる。
- ミートローフに詰めるものをオリーブオイルをしいたフライパンでソテーし、調味。
- 型にベーキングシート(なければアルミホイルで、オイルを塗る)をしき、A.の半分を底に敷き詰める。
- レッドペッパー、アーティーチョークと玉ねぎとパセリのミックスを真ん中に並べる
- その上にA.の半分を敷き、手かなにか平たいツールで押して、隙間がないようにする。
- B.を全て敷き詰める。
- 冷凍のままグリーンピースを指で押してこめていく。最後は挽肉になるようにならす。
- 表面にポピーシードをばらまき、手で押さえて安定させる。
- 型にふたをして(なければアルミホイルで覆う)オーブンで20分焼く。
- ふたを外してさらに30分焼く。
- オーブンから出し、10分ほど放置して、安定させ、型から取り出す。